今回の内容は、
・起業には挑戦はつきものといわれるけど、新しい挑戦に不安を感じて、なかなか踏み出せない。
・起業するために多くの自己投資をしてきたけど、いつになっても形にならず、モヤモヤしている。
・志高く学んできたのに、このまま人生終わってしまうのではないかと焦る気持ちが出てきた。
というお悩みの方へ
挑戦に後ろ向きだった私が、苦手なことに向き合って克服しながら、挑戦してきてわかった挑戦で得られるものや40代の挑戦のはじめ方のコツについてお伝えします。
1.起業に挑戦が必要といわれる理由
2.挑戦するメリット
3.40代からの挑戦のはじめ方
4.まとめ
1.起業に挑戦が必要といわれる理由
起業は挑戦の繰り返しと言われているけど、本当に起業ってそんなに挑戦ばかりなの?もしかして、みんな大げさに言ってるだけなんじゃない?と挑戦のイメージがはっきりしない方のために起業に挑戦が必要といわれる2つの理由をお伝えします。
①未知の世界へ踏み込む
会社勤めと違い、正解がない世界のため、自分で判断、自分で実行、自分で振り返る力が必要になります。その際、自分の行動の結果で答えを見つけていく必要があります。
自分の行く道は自分で開拓していく。そのためには挑戦が不可欠なんです。
②時代の変化に対応する
市場、顧客のニーズ、情報発信のツールまで、時代の流れとともに変化していきます。これをやっていれば安心ということはなく、柔軟に変化していくことが大切です。
変化を受け入れ、適応していくためには挑戦が求められます。
2.挑戦するメリット
挑戦できる人は、挑戦が得意で好きな人ばかりと思われがちですが、挑戦が得意な人もいれば、自分と向き合い、1づつクリアしていく方もいらっしゃいます。
起業初期にSNS投稿が苦手で不安に感じていた私が、日々、挑戦することで得られたメリットについてお伝えします。
①新しい知識やスキルが増える
今までの知識を深めるにしても、新しい知識を得るにしても、自分が興味のある分野を学んでいけるので、やりがいや生きがいにつながります。
実践を繰り返すことで、知識やスキルが深まり、仕事や日常生活の中で役立つ機会が増えていきます。
②視野が広がる
毎日同じことしかしていないと同じような思考になったり、日常がつまらなく感じたりしますが、挑戦をすることによって、前向き思考が身につき、物事を様々な角度から見られるようになります。
また、起業の活動では、自分目線ではなく、お客様目線を考えることが必要になります。活動を通して『新しい見方』『新しい発見』があり、自分の考えの幅も広がります。
③人とのつながりが広がる
起業することで、
・専門分野の学びで同じ志を持つ仲間との出会い
・サービスや商品を通して出会うお客様
・挑戦する際に欠かせないメンターとの出会い
などがありますが、人を通して、そこからまた、多くの人たちと交流することができます。
また、情報発信により、自分の存在を知ってもらえるきっかけになり、今までに知り合うことができなかった人との出会いがあり、人とのつながりから、よい刺激をうけられます。
④自分に自信がつく
起業活動は、行動することが基本となりますが、
今まで挑戦することがなかったこと
苦手なことを挑戦することで、
『自分にもできるんだ』と自分を認めてあげる気持ちが高まり、自信がもてるようになります。
1つ自信が持てるようになると、仕事やプライベートで自分らしい活動ができるようになります。
⑤次の挑戦のハードルが下がる
一つ挑戦することにより、次の挑戦へ前向きになることができます。
自転車をこぎだす時の力より、走っているときの方が、加速し楽に動けるのと一緒です。
ゼロの状態より、ハードルは下がり、『やってみよう』という気持ちが起き、行動もスムーズになります。
⑥新しい自分に出会える
実は、挑戦とは、
挑戦しっぱなしでは終わらないのです。
成功するしないにかかわらず、挑戦によってさまざまな感情が生まれてきます
・ドキドキ、ワクワクする気持ち
・挑戦が怖くなり、不安になる気持ち
・挑戦によって感動が起こる瞬間の感情
時にはつらい気持ちになったり、悔しい気持ちになることもあります。
しかし、感情にはそれぞれ意味があり、自分を知るきっかけになります。
実はこれこそ、今まで出会ったことのない自分そのものです。
この時にどんな自分も受け入れて、自分が自分の最大の見方になってあげることで、今までにない成長を感じることができます。
⑦人生のビジョンが見える
新しい挑戦を続けることにより、自分の人生のビジョンが見えてくることがあります。
挑戦する前には気がつかなかった、実は自分はこんなことがやってみたかったんだ!という思いが見えることがあります。
40代からの挑戦は、楽なことばかりではありませんが、だからこそ、なぜこれをやっていこうと思うのか?という自分の本心が見えてきて、
挑戦によって、これからの人生をかけて成し遂げたいものを発見することができるようになると人生のビジョンがみえてきます。
3.40代からの挑戦のはじめ方
40代からの挑戦は、経験や過去の体験により、挑戦に後ろ向きになる方もいます。この年齢で、失敗できないという思いがあると挑戦することを躊躇してしまうことも多く、このまま人生が終わってしまう焦りから、自分不信に陥ってしまいます。
挑戦に前向きな人や挑戦し続けられる人がどのようにしているか3つの方法をお伝えします。
①小さなステップを意識する
大きな目標があっても、行動は小さく始めるのが鉄則です。大きい挑戦をはじめからしようとすると、挑戦の手前で恐怖心が大きくなり、行動の手前で考え込んで動けなくなります。
小さい挑戦を繰り返し、成功体験を積み重ねることで、次へのステップに取り組む姿勢が生まれて、行動が加速していきます。
起業活動で言えば、SNSの投稿は登竜門。
まずは、SNSを毎日開き、どんな活動をしている人がいるかを観察してみるなど、ほんの小さなことから始めていくことをおススメします。
もちろん、それだけでは、情報発信ができるようになりませんが、まずは『慣れる』ことを意識して、徐々にステップアップしていくことが大事です。慣れてくると毎日更新できるようにまで自分を高めていけます。
②過去の自分を味方につける
新しいことに挑戦する際は、
今までやってきた知識やスキルを活用することをおすすまめします。慣れていることや難なくできることから、自分の『強み』を発見し、強化していくことで、挑戦へのハードルがぐっと下がります。
まったく取り組んだことがないことより、リスク回避ができ、前向きな思考で、挑戦にすることができます。
過去の自分を味方につけるには、今までやってきたこと、スキル、資格等をすべて書き出し、挑戦に必要なリソースを引き出していくことが重要です。
③セルフイメージをあげる
セルフイメージとは、今までにできた自分への思い込みのことです。何かを始めるときは、この自分への思い込みが結果を大きく左右します。
『どうせやっても駄目だろう』
『私には無理だから…』
と挑戦する前から考えているとやっぱり駄目だったというネガティブな現実しか引き寄せられません。
セルフイメージをあげることで、
『私は絶対できるんだ!』
『どんな挑戦でも必ずうまくいく』
と思えるようになります。どんな状況の時も自分を信じることができると、挑戦はしやすくなり、本来の自分の力以上に良い結果を引き寄せられるのです。
4.まとめ
40代で起業して思うことは、挑戦するのに遅すぎることはないということです。
『やってみたい』『やってみよう』と思う気持ちを引きずりながら、このまま人生を終わっていくよりも『1度きりの人生のゴールに何を感じたいか』を考え、よりよい人生を送ることこそ、挑戦してきた意味を感じるのではないでしょうか。
挑戦することで、必ず得られるものがあると信じきることが、自分の持っているエネルギーを最大限に活用できる『自分らしい人生』にするための方法だと思います。
やってみようと思ったら、直感に従い、踏み出してみましょう。